箱根美術館逍遥(3)ポーラ美術館

ポーラ美術館も一度は訪ねたいと思っていた美術館。印象派の美術館というイメージだったが、現在の「Modern Beauty 

フランスの絵画と化粧道具,ファッションにみる美の近代」は、ポーラらしい面白いコラボレーションだった。

 

ファッションの歴史をたどりながら、その当時の装身具や、そのファッションが描かれている絵画などが、時代ごとに展示されている。面白い視点だった。

 

さらに私の興味のある東洋陶磁のコレクションもあった。こちらも色を切り口にした展示で、これも化粧品会社らしいと感じた。

 

陶磁器は時代とか用途で展示されるのがほとんどだが、それとはまったく異なり、青ならさまざまな青の技法を、古いものから現代作家のものまで、まとめて展示。

 

また「ガラスとことば」というコーナーも、ガレの作品のうち言葉が刻まれているものを中心に展示されていた。

 

これを見て、予定はしていなかったラリックの美術館に行く気になった。