草間彌生展

 

壁一面にかけられた「わが永遠の魂」の連作は、80代の作品群で500点にも上る。最近は車椅子での生活のようだが、すごいパワー。

若い時の制作の様子などの映像や写真もあったが、ニューヨークで着物を着て街角でパフォーマンスしていた。

 

まだ海外に行く人も少なかった時代だと思う。同時代のジャズピアニストの穐吉敏子を思いだした。彼女も着物で演奏している映像が残っている。

 

着物で主張するのが戦後間もない日本人の、特に女性の外国でのありようだったのだろうか。

 

先日行った火葬場の待合室の廊下に、草間彌生の黄色いかぼちゃの絵が飾ってあった。火葬場にも草間弥生とは、大変な人気。

 

展覧会のグッズ売り場が大行列で、最後尾には20分待ちのプラカードを持った人がいた。入場に並ぶのはよくあるが、グッズの方だけ並ぶというのも珍しい。