犬島、豊島

3日目は犬島、豊島へ行く。まず犬島精錬所美術館へ。精錬所の後を美術館にしている。鏡を使った光の道は印象的。三島由紀夫の最後の演説をひとつひとつの文字のモビールのようになったもの、三島邸の建具や家具などを使った作品などがある。それから犬島の家プロジェクトをめぐって、犬プロジェクトへ。

これは、地元岡山の備前焼や犬島の方も参加したタイル(名前の書いてあるのもある)などが使われているが、ベネッセと関係ないのか、インフォメーションでの案内はない。道の案内板をたどっていくと、海辺に巨大な犬の頭が現れる。

 

犬島は小ぢんまりとしていて静かで、ゆっくり歩いて回れてよかった。

 

その後豊島に渡る。電動自転車を借りて回るが、かなり広いし分かりにくい。1作品だけの豊島美術館は、水の表面張力を利用するのだろうか。小さな水たまりが動き回る。風によって流れたり、小さな水たまりが生き物のように大きな水に近づいていて一体化する。心奪われるものだった。

 

まだ、冬期閉鎖中の作品も多かったが、他の2島のような一括のチケットがないので、一つ一つの入館料が結構高い。